【日本初演出】佐々木蔵之介、ひとり芝居『マクベス』への意気込みとは

2015/02/12

蔵之介さん初のひとり芝居「正直びびってます」

シェイクスピア4大悲劇のひとつ「MACBETH(マクベス)」。その登場人物をほとんどひとりで演じきるコンセプトで創り上げられた意欲作に、2015年夏、俳優の佐々木蔵之介さんが挑戦します。

2015年2月12日、都内で行われた制作発表会に来日した演出のアンドリュー・ゴールドバーグ氏とともに出席。緊張した面持ちで登場した蔵之介さんは、「いつでも逃げ出す用意はできている」と冗談まじりに初めて引き受けたというひとり芝居について意気込みを語りました。
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舞台は精神病院。登場人物はたったひとりの隔離患者と彼を見守る看護師と女医。監視カメラが患者の全ての動きを逃さず捕らえて映し出す。観客は、患者を通して「マクベス」を追体験していく—という物語です。

このひとり舞台版「マクベス」はジョン・ティファニーとアンドリュー・ゴールドバーグのふたりの演出家と実力派俳優アラン・カミングが2012年にスコットランドで初演。演技賞各賞を受賞した話題作です。2013年には、ブロードウェイでアンコール上演されました。

今回の日本公演は、本作オリジナル演出家であるアンドリュー・ゴールドバーグを招聘し、日本版オリジナルの美術デザイン、演出で上演となります。

日本の伝統的な芝居を愛しているというアンドリュー・ゴールドバーグ氏は、「新しい日本版「マクベス」のダイナミックでエキサイティングなところを日本の観客に楽しんでもらいたい」と語りました。シェイクスピア舞台を初めて観る人には“シェイクスピアってこんなに面白いのか”、何度も観ている人には“新しい発見があった”と感じてもらえると意気込んでいます。

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「こんなに大変な役をなぜ引き受けたのだろう。正直びびっています」と語る蔵之介さんは、「役者ひとりの体で、何人もの生き様を見せることができるこの舞台は、役者冥利につきる格好いいセリフをたくさん言わせてもらえる素晴らしい場」と話していました。

「今はマクベスのことで頭がいっぱい」という蔵之介さんを、アンドリュー氏は「彼の知性、物語への深い洞察力に感動している。私は日本語はわからないが、セリフに繊細さがあり、素晴らしい演技というのは国の文化を超えて普遍的なものだと知った」と大絶賛。公演でどんな仕上がりを見せるのか期待が持てます。

熱愛報道への質問にステージ袖へ下がり…

さて、バレンタインを2日後に控えたこの制作発表は、昨年12月に熱愛報道がされた蔵之介さんにとって初めての公の場だそうです。記者から「まもなくバレンタインデーですが、誰かにもらう予定は?」との質問に「ないです」と即答。「もしかしてあの噂の…?」と質問を重ねる記者に、「こんな質問をされたので…」と立ち上がり、ステージ袖に下がってしまいました。

数秒で戻ってきた蔵之介さんの手には2つのバラの花束が。「日本ではバレンタインデーは女性から男性にプレゼントしますが、男性から女性にプレゼントする国もあります。スコットランドでもそうですよね?」と花束のひとつを演出家のアンドリュー氏へ。「2人でこちらの女性に花を贈りましょう」と、制作発表のMCを務めた女装パフォーマーのブルボンヌさんにバラの花を手渡しました

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すご〜いサプライズ! 赤いバラの花言葉は“あなたを愛します”、“一途な思い”って意味なのよ〜。ワタシ本気にしちゃうわ〜!」と大はしゃぎのソルボンヌさん。かわいい女心(?)を爆発させる姿に会場が和み、無事制作発表が終了しました。事前に用意した演出でうまくかわした蔵之介さんにブラボーです。

佐々木蔵之介さんが挑む「マクベス」は7月12日から8月2日まで東京・パルコ劇場で上演され、豊橋、大阪、横浜、北九州公演も予定。観に行きたいですね!


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【公演概要】
「マクベス」

日本版演出:アンドリュー・ゴールドバーグ

主演:佐々木蔵之介