子どもと一緒に! 作る過程も楽しみながら、安くてカワイイ小物を手作り♪

2015/02/26

ハンドメイドスタイリスト
小泉千春さんのMY LIFE

 

ハンドメイドスタイリストの小泉千春さんのアイデアがたくさん詰まった『まいにち使いたいこどものこもの―すぐできる!』(日東書院本社)が発売されました。ティーン誌や女性誌などのスタイリングを始め、専門学校の講師を務めたりする中で、インテリア小物やファッション小物のリメイクや製作に目覚め、数多くのハンドメイド作品を発表してきました。出産後は、自分の息子の小物作りを中心に、さまざまな作品を展開。今回出版された本には、ママが簡単に作れる子どものためのアイデア小物を紹介しています。

 

ミシンを使わず実用的でかわいいキッズ小物を作れます


―――かわいい小物がたくさん紹介されていますが、そもそもこの本を出すきっかけは何だったのでしょうか?

スタイリストという職業がら、雑誌などでは手作りした小物、自分でリメイクした洋服などでスタイリングする機会がたくさんあったんです。あるファッション誌ではずっと連載でハンドメイド作品を発表していましたし、もともと手作りするのは好きでしたから。6年前に子どもを出産してからは、仕事と並行して、自分の子どものために使える小物をせっせと作るようになったんです。それを今回、1冊にまとめようということになりました。

写真 (1)

―――どういった小物を作ることが多いですか?

基本的に考えるポイントは「どうしたら子どもの洋服が汚れずにすんで、オシャレに見えて、洗濯に強く、長持ちするか」(笑)。子育てしていると、いろいろなシーンで「こういうモノがあればいいのに」と思うことって多いでしょう? でも、買うと高かったり、見た目がかわいくなかったりするものがあって、「じゃ、自分で作っちゃおう!」と。自分で作るからには、材料費が安くてすぐ作れるものにしたいですよね。

―――確かに、本を見ると「自分にもできそう!」と思います。

どうしたら誰にでも簡単に作れるのか。それもアイデアのひとつです。ラクしておしゃれな小物が作れたら嬉しいですよね。今回の本で紹介している作品は、材料などはほとんど100円ショップで手に入ります。しかもミシン要らず。ミシンがない、ミシンが苦手といったママでも作れるようなステップになっているんです。あるいは縫わずに貼ればいいように手芸用ボンドを使ったりとか。

Exif_JPEG_PICTURE「これはすぐ作れそう!」と著書を開きながら解説していただきました!

―――わざわざ手芸店に行かなくてもいいんですか?

大きな100円ショップなら手芸コーナーのようなところがあるので、そこでたいていの材料や工具は手に入りますよ。だから、思い立ったらすぐに始められます!

 

モノを大切に、リメイクや代用品を考える楽しさも


―――最低限、コレだけは用意しておくものはありますか?

ハサミ、手芸用のボンド、パンチ。そのくらいですかね。布を切って縫うくらいなら、裁縫セットのようなものはご自宅にもあるでしょうから。中高生の頃の裁縫セットがあれば十分。特殊なアイテムはやはり手芸店に行かないと手に入らないかもしれませんが、代用できるものを考えたりするのも楽しいと思いますよ。

―――本に出てくるシャワーカーテンとか布地も100円ショップで?

もちろん! 大判のハンカチやバンダナなんかも100円で買っておけば、いろいろな用途に作り変えられます。なるべくお金はかけたくないですしね。また、モノを大切にしたいので、ハギレや古着をリメイクすることも多いですよ。

―――それは自分やお子さんの洋服ですか?

子どもの洋服ってすぐ小さくなっちゃうじゃないですか。誰かにあげられないほどの状態だったり、捨てるにはもったいないという洋服なら作り変えちゃいます。ただし、リメイクする時は子どもに確認はしたほうがいいですね(笑)。

先日、友達の子どものために、息子のTシャツをリメイクしたんですが、どうやら息子が大好きだったものらしく。子どもなりに好きなもの、大切にしておきたいものってあるんですね。すごく哀しそうでした……。そういう失敗もありますけど、お気に入りの洋服なら、それをベースに小物などにリメイクすることで、ずっと使い続けられるというメリットもあると思います。

また、洋服などについているワッペンは、ニッパーを使ってほどいてキープしておくといいですよ。ワッペンはひとつあると、仕上がりがぐっとオシャレになりますから。

―――お気に入りの作品はどれですか?

友達にも作ってあげて好評だったのは「靴カバー」です。子どもの砂遊びを見ていると、必ず靴やズボンに砂が入りこんでひどい状態になるんです。遊んでいるうちはいいかもしれないけど、帰ったらママが大変でしょ? そこで、すぐに作れる靴カバーのアイデアを思いつきました。シャワーカーテンのような水をはじく素材なら、お手入れもラク。小さくたためるから持ち運びにも便利です。また、「カードケースハンドバッグ」は女の子にウケがいいですね。子どものおもちゃとしても楽しいようで、すごく実用的な作品ですよ。

「移動ポシェット」は、小学1年生のお子さんが本を見ながら作ってみたと教えてくれました。1年生くらいになると、これくらいなら作れるんでしょうね。子どもの洋服にポケットがない時は、移動ポシェットがあるとハンカチなど小物を入れるのに便利です。ポシェットは、子どもが自分なりにデザインするのもいいかも。

kutu cardcase idou

写真左より「靴カバー」「カードケースハンドバッグ」「移動ポシェット」

―――作るステップで大切なことは何でしょう?

楽しみながらやれるといいですよね。例えば、お子さんが年中さんくらいになったら、一緒に作るのもアリです。私が昔から手作りするのを見ているせいかもしれませんが、うちの息子もいろいろ作るのが大好き。わりと小さい頃から、工作していました。
まだ小さいならハサミを使う部分や縫うことなどはママがやって、布地を折ったりひもを通したり絵を描いたりといった簡単なことは、子どもがやるのも楽しいと思いますよ。それこそ世界でたったひとつの小物。大切に使いたいという気持ちになると思います。

そこまでしなくても、一緒に買い物に行って生地を選んだりするだけでもいいし、「こういうものを作って」というリクエストを聞いてママが作ってもいいし。子どもと一緒に何かをするという工程は大切にしたいです。本を見て「どれを作りたい?」と話してみてもらえると嬉しいですね。

 

Exif_JPEG_PICTURE小泉千春さん
ハンドメイドスタイリスト。1児の母。服飾専門学校卒業後、アシスタントを経てフリーのスタイリストに。さまざまな媒体でスタイリングを手掛ける。アメリカンテイスト系のポップな作風を得意とし、ハンドメイドやUSEDのリメイク作品をネット等で発表。
http://ameblo.jp/stylchii


編集部よりお知らせ
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