保育士がおすすめする「子どもの集中力がアップする絵本」3〜5歳編

2015/01/22
3歳以降になると自分ひとりで絵本を読むようになり、集中力を鍛える時間のひとつになってきます。絵柄を楽しんだり、ひらがなを読みながらストーリーを理解したり、子どもの創造力を広げる大きなきっかけになりますよね。娘が通う保育園の保育士がおすすめする絵本をご紹介します。

さらに大人にとっては、小さい頃に読んだ絵本を思い出すうれしさも…。子育てを通じて記憶がよみがえった
「小さい時に何度も読んだ絵本」もご紹介します。

 3歳


図鑑 さかな

山川四郎
小学館
本体2,000円+税

子どもたちは魚や昆虫、恐竜などの図鑑を見るのが大好きですよね。日本の近海に生息するサメやタコなど約1100種類を写真で紹介しており、迫力があります。海の生き物さらに見るだけでなく、見ながら紙に真似して描いて楽しんだり。時間をかけて絵本の世界に入り込みます。


 4歳


ももたろう

松井直/文 赤羽末吉/画
福音館書店
本体1100円+税

こちらの絵本は、昔話・伝説などを子ども向けにわかりやすく書き直す再話者と画家が、桃太郎の原型のあるべき姿を追求して作られた作品です。この作品には独特の言葉の表現やリズムが特徴で、桃が流れる音は「うんぷく、かんぷく」、赤ちゃんの泣き声は「ほおげあ、ほおげあ」と表現しています。昔ならではの言葉と楽しさがつまっています。

子どもたちに読み聞かせをすると、鬼と桃太郎が対決する場面では「がんばれ! ももたろう!」と大盛り上がりするそうそうです。


 5歳


おおさむ こさむ

小出保子
福音館書店
本体800円+税

月刊物語絵本「こどものとも」。そのバックナンバーのなかから再販された「こどものとも傑作集」のひとつ。「きつねのきっこ」シリーズの3作目です。

きつねのきっこと、いたちのちぃとにぃ3人でそり遊びに出かけると、ゆきぼうずに出会います。絵本をよみながら。子どもたちはゆきぼうずとのやりとりに笑ったり心配したり、物語にひきこまれて楽しめる1冊です。


わたしが3〜5歳の頃に読んでいた
記憶に残っている絵本です


おおかみと七ひきのこやぎ

フェリクス・ホフマン/画 瀬田貞二/訳
福音館書店
本体1400円+税

有名なグリム童話のひとつ。先日、友人にこの絵本をもらって、娘に読み聞かせしている時に自分が小さい時に何度も読んだ記憶が一気によみがえりました。おおかみが隠れていたこやぎたちを「がぶり がぶりとのみこんでしまいました」などのセリフを何度も繰り返して声に出したことを思い出します。初版は1967年。ロングセラーですね。

ringo

ひとりぼっちのりんごのき

三原佐知子/さく なかのひろたか/え
福音館書店
絶版

丘の上にひとりぼっちで生きているりんごの木は、りんごの木がいっぱいあるりんご園に行きたくてたまりません。真っ白なりんごの花に集まるミツバチに頼んだり、鳥に枝をひっぱってもらったりしてもりんご園に行くことはできませんでした。次の年の春、鳥たちが枝をひっぱった時に落ちたりんごから小さな芽が出てきました。ひとりぼっちのりんごの木にも仲間ができました…。

こんな話だったと思います。自宅の本棚からこの絵本を出して何度も読んだ記憶が残っているのですが、すでに絶版のようです。どこかで手に入れてもう一度読んでみたい、そう思っています。

<<おまけ>>
娘が寝る前に夢中になっているのがこちら。二ノ宮知子さんの子育てコミック「おにぎり通信」です。二ノ宮さんの息子くん2人が、自分と同じように誌面で元気に暴れ回る姿に親近感を持つようです! わたしも何度も読んでいる笑えて泣けるコミックです。
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